強者の論理


“強さ”って何なんだろうなぁ・・、と思います。
身近に「弱ってる人」が何人かいるんですが、それって、「弱い」とも「甘えてる」とも、たぶんちょっと違って。
なんだろう、踏ん張りが利かない人・・・?
自分を責めちゃったりとか、自信がないとか、存在意義が見えないとか。
理想と現実のはざまで、自分の位置関係のバランスが取れなくなってたりとか。
それはある意味、努力ではどうにもならないことと言うか、
ものすごく端的に言ってしまうと、スランプ、かな。
強い人は、努力してコントロールして乗り越えたりとか、あるいはじっと時期をうかがったりとかするんだろうけど。
そういうのが出来ない人もいる。
でね、強い人って、「弱ってる人」を追い詰めちゃうのね。
強者の正論や、経験で。
でも、なんて言うか、それをしちゃいけない人もいるわけで。
・・私は、基本が楽天的なので、“考えても答えが出ないことは、とりあえず後回し”な人だし、
強い人というのは好きなのだけど、(生き方とか、見ていて気持ちがいいので)
やっぱりね、自分の物差しを他人に押し付けちゃいけないな、と思うのです。
あのね。強くても、他人の頑張り方とか感じ方を、ちゃんと受け止められる人もいるワケで、
そういう人って、すごくしなやかで、やわらかいんですよね。
強いだけじゃなくて、他者を受け止めて、受け入れるだけの奥行きがあるの。
強さって色々だけど、薬だって毒になることもあるのだし、やっぱり“使い方”ってコトなんでしょうか・・?
あまり、強さが過ぎると、間違った方向に行くこともある、って、
「強い人」には知ってて欲しいです。