アーティストの孤独


風邪っぴきの余波で、1週間ほどデロ〜んとしておりましたが、
本日あたりからそろそろ復活の兆しです。
いやぁ、めでたいメデタい♪
んで、1週間ほど前には、歌舞伎と知人のライヴを観に(聴きに)行っておりまして、
あまりにも充実した1日だったので、それの知恵熱もどきもあったのかも。
歌舞伎はですね、浅草で行われていた、新春浅草歌舞伎で。
昼の部を観たんですけどね、七之助くんの演伎に、ただただ見とれてまして。
とにかく、集中力が半端じゃなくて、ホントに、巧いなぁ・・って。
歌舞伎っていう表現媒体で、あそこまで心情を伝えられるっていうのが、ホントに感動で。
もちろん、天賦の才もあるんだろうけど、やっぱり努力なんだろうなって思いました。
これから先、一体どんなものを魅せてくれるんだろう、って、期待して、やみません。
で、その後は、知人のピアノ弾きのライヴに行ったワケなんですけども。
これがまた、たぶん、私が今まで行った彼のライヴの中で、いちばん好きって言えるくらいに、いいライヴで。
ミュージシャンの「楽しむ」パワーとか、お客さんとの一体感とか。
ホントにね、音楽っていいね、って思えるライヴで。
そう言えば、今年のアタマに、明けおめメールを送ったんですけど、
彼のライヴがちょうど、私の誕生日だったので、
「出来れば、下ネタは少なめで・・」って書いてたんですが、
スッキリさっぱり、下ネタなしで。
まぁ、弦カルとパーカッションで、セレブ(?)なカンジだったので、
下ネタが入り込むスキマがなかったんでしょうが、
何はともあれ、なくて万歳三唱でしたよ。
ってハナシがそれましたけども、
・・なんかね、こういうステキな時間を過ごす機会に恵まれると、
「ひと」の凄さとか、ふかふか感とか、信じたいって願うんですよね。
前に、「一人」と「独り」は違う、って書いたことがあったんですけど、
今でも、それはそうだと思っていて。
ただ、自分しか頼るもののない世界で、正しいものとか正解とかなくて、
ホントに自分の信じたものを貫くしかないんだとしたら、
自分が本来行きたい場所とは違っていたとしても、
最後まで、進んでみるしかないのかもしれない。って。
そんな風に、考えたりもします。
悔いのない生き方って、そういうことなのかもしれないし。
・・私は、強くて優しい人たちがいるってコトを、感じられる幸せを知ってるからなぁ・・・。
そして、そういう人たちの中にも、弱さが存在することもあるんだ、ってコトも。
だから私は、自分だけを頼りにしなくても、自分の生き方を見つめる違う目を、持てているのかも知れない。
それは、『指針』と言ってもいいのかもしれないけど、
でも、それに倣うのではなくて、私は私で、私なりの頑張りかたで行くんだ、って、
そう思える強さを、いつも、人からもらうんだよね。
うん。私はシアワセだ。