ひとりごと

liutaia2004-08-06

 最近、とある人を見て、とても懐かしいと感じるという現象が、私の中で起こっています。
どうしてなのか理由はわからないのですが、なんとなく、どこかで会ったような感覚におそわれるのです。
こういう感覚は初めてなので、かなりとまどっているのですが、一生に一度ぐらいは誰でもあるものなのでしょうか・・?
既視感と言うよりも、「知ってる」という感じ。
自分が、これまでの記憶をともなった自分という個ではなく、何かもっと、深い記憶のずっと昔に、「知って」いたような。
とても不思議です。
まぁ、何度も体験出来るものでもないかもしれないので、なくなるまでは楽しんでみましょうか・・?


 もし、前世というものがあるのだとすると、私はたぶん、人間ではなかっただろうと思ったことがあるのですが、
つまり、人として生きていく方法を、あまりにも知らないなぁと思うのです。
遺伝情報以外に何も持たずに生まれてきたような気がするんですね。
例えば、天才と呼ばれる人の中には、自分は前世でもこの職業であっただろうと言う人がいます。
それは、誰にも教わらなくても、その方法を知っていたからだ、と。
私は、人として人と関わり、自己をどのようにして形成していけばいいのかという点で、本当に何も知らずに生まれてきたように思うので、なんとなく人になるのは初めてなんじゃないか、と。
まぁ、前世というものが本当にあるのかどうかは、私にはわかりませんが・・。

 そうそう、遺伝子の塩基配列を音階に置き換えると、細胞は音楽になる、という説があるらしく、前にそういった本を少し読んだのですが、難しくてイマイチわかりませんでした。(笑)
でも、音楽家の中には、自分の遺伝子情報を読み取って音楽にしているのじゃないかと思う人がいて、
そういう説もアリかも、と思っています。
ちなみに、お名前は金子飛鳥さんと言いまして、バイオリニストです。
この人のインプロは、本当にこの人だけの音楽だなぁと思います。
ジャンルを超えて、響きます。

 
 今の私の、夢と言うか希望は、「私である」ということを他の人に感じてもらうこと、です。
肩書きや表面的なことではなく、私という「個」を感じてもらえるような人間になれたら、とても幸せですね。