夢が現実になったら、それはもう夢ではないのかもしれない。

私の友人とか知人とか、何人か「自分の名前」で仕事をしている人がいるんですが、
大人として年齢が上がれば上がるほど、自分を確立するためには、城壁を築く必要があるんだろうか、と思ってしまいます。
「差別化」と言えばいいのかな。
1つの色でいるために、染まることを拒んでいるような感覚。
もっとも、これは私の感じ方で、本人達はそんなこと思ってないのかもしれないですけど。
でもね、お互いにちょっとの間、染まり合うっていうのも、いいんじゃないかなって思うんです。
相手の色に身をゆだねて、そこに自分の色を加えていく、みたいな。
もちろん相性ってあると思うけど、合う合わないとか、好き嫌いで、自分を確立するのもサミシイかな、って。
自分の物差しで他人を測るんじゃなくて、服で言えば試着するカンジ、かな。
そしたら案外、ハマったりするかもしれないし、その時はその服の気分で、違う自分を演出出来るかもしれない。
なんかね、そんな風に思います。


自分の望む場所があって、そこに自分が“居る”ということと、そこで自分が“何が出来るか”ということは、別のこと。
今まで私は、わりと希望の場所で働ける機会があって、でも実際そこにいると、結構無力だったりもして。
役者やってる友人は、いつも頑張っているけど、なかなかチャンスはめぐってこないみたいだし。
実力なんて紙一重で、あとはキッカケだけなんですよね、たぶん。
買わなきゃ当たらない宝くじ。・・って、ちょっと例えが極端かな。
でも、自分の人生なわけだから、悔いがなければいいかな、なんて。
ちょっと楽観視しすぎでしょうか?(笑)