sing


歌を歌うたびに、『優しくなりたい』と思う。
理屈もなくただ、圧倒するのでも感心させるのでもなく、人の気持ちに浸透するような、そんな歌が歌いたいと思う。
でも、現実はと言えば、歌ってるそばからヘタさが身に沁みる・・。(笑)
音程が合ってるだけじゃ、歌とは言えない。
自分の出してる声が、何の空気も含んでいないこととか、思うものが伝わらないこととか、
歌っても歌っても、思うものに届かないこととか、そういうのに、ちょこっと凹んだりもして。
でも、それが出来る人が他にいたら、私は歌えなくてもいいかもしれない。
今のところは、以前に見たテレビで、『キャッツ』で『Memory』を歌った初代グリザベラ(だと思う)のエレイン・ペイジという人が唯一かなぁ。
彼女のCD(コレ↓)を見つけたので、今、取り寄せているのですが、早く聴きた〜いっ!!
Encore
あの人の歌を聴くと、日本のミュージカルが、いかに“発表会”であるかが判ってしまう。(苦笑)
音程が合ってるとか、声が出てるとか、声質がいいとか。
ミュージカルって本来、そういう次元で演るもんじゃないんだ、って感じてしまう人です。