初めに習った文字は“あい”


新しい仕事を始めるたびに、何かしら新しいことを学ぶんですけど、
同じ「勉強」でありながら、学生時代のそれとは明らかに違うなぁ、と思うのです。
今している勉強は、全てが実際に行動する上で役立つものだけれど、
学生時代の勉強は、「正解」を覚えるだけの作業だったな、と。
もちろん、全く役に立たないわけではないけれど、
微分積分なんて、もう記憶の彼方のウラっかわに行っちゃってるし。
この事を学ぶと、こういう時に使える、とか、そういう目的意識を持って学んでいたら、
もっと勉強って面白かったと思います。
ちなみに、私、社会(特に地理)って苦手だったんですけど、
演奏する曲の解釈とかする時に、時代背景や風潮なんかから探ったりもするので、
そういう時には役に立ってるかなって思います。
ウチの祖母の世代だと、高等教育を受けずに働きに出てたりするから、
物事を論理的に組み立てて考えるとか、文字認識するとかいう訓練がなされてなくて、
結構、その時の気分で、思ったことを口にするみたいで。
あるいは学校って、「学び方」を学ぶ所なのかもしれないですね。