One and Only

Heart

 
さっき、なんとなくTVを見てたら、真矢みきさんがゲストで出てまして、
途中からだったんですけど、宝塚退団後に感じたカルチャーショックみたいなもののこととか話してたんですね。
在団中から、なるべく普通の生活をしようと心がけていたのに、それでもすごく違いがあったって。
で、ブロードウェイに行って、「キャバレー」を観て、その中のナンバーのひとつを聴いた時に、
『幸せは、自分の立ち位置に左右されるものではなくて、自分がどう感じるかだってことに気付いた』
というようなことを言ってたんですけど、
なんかね、ずっと光の中に居ると、自分の欲しいものが見え辛くなっちゃうのかもしれないなって。
光なら何でもいいって人は別だけれど、自分の欲しい光がある人は、少し暗い場所に行ってみることも必要なんじゃないかなって。
欲しいものって、すぐに手に入っちゃうと、欲しかった理由が見えなくなったりするし、
その価値もわからなくなりがちだから。
 
基本的に、お金で買えるものに価値はないと思ってるんですね、私。
もちろん、今、誰かの命が救えるのに、1千万円必要だとしたら、それに価値がないなんて思いませんけど、
お金を出せば買えるものって、そんなに価値を感じないんです。
究極、『“3億円”より自分を最大限に表現し得る“才能と能力と精神力”が欲しい』って人なので。
 
前にCMで、「2番目に欲しいものって何?」って女の子が彼氏に訊かれて、「普通1番だろ」って言うのがあったんですけど、
私は、もらうなら2番目とかがいいなぁ。
1番に欲しいものは、自分で手に入れたほうが価値があると思ってるから。
・・・あんま可愛くないですよね。(笑)
でも、それだけ『欲しい』って思ってる、その気持ちが大切だから、やっぱり自分で手に入れたい、かな。