大きな小石

道

昨日付けの日記に、【ひら様】からコメントを頂きまして、
「うわ〜!見て下さってる方がいるんだなぁ!」
と感慨ひとしきりだったんですが、
頂いたコメントに「小石」という言葉がありまして、
ふと、中学の卒業アルバムに書いた文章のタイトルを思い出しました。
私は父の仕事の関係で、2〜3年毎に引越し(=転校)をしていたので、
中学生の頃には、あまり他人と関わらずにいようとする子供でした。
人見知りなところもあったのですが、結局、仲良くなってもずっと続くわけではない、
という気持ちがあって、どこか一歩置いた付き合い方をしていたのです。
その中学も、中3の時に転校してきて、受験も控えていて、
友達と放課後に遊ぶとか、そういうことはなかったんですが、
クラスの雰囲気がとてもフシギなクラスで、どこか一体感があると言うか、
転校生の私がクラスに居ても、疎外感や違和感を感じなかったんですね。
かと言って、ヘンに「友達」を強調するわけでもなく、
学校に来ないコとかもいたんですが、たまにそのコが学校に来ても、みんな普通に接するんです。
昨日まで居たかのように。
で、そういったことを「大きな小石」というタイトルで、卒業文集に書いたんですが、
なんか、その頃の自分の気持ちとか思い出しました。
あの頃同じクラスだった人は、一人だけ連絡取ってて、
と言うのは高校が同じで部活も同じ演劇部で、高校を出てからも同じような道に進んだからなんですけど、
彼は今でも役者として頑張っています。
私はバイオリン頑張って(?)ます。(笑)
(そう言えば、最近は何してるんだろう・・。近況不明だわ、あの人)


人と人のつながりとか出会いって、不思議です。
それこそ、「偶然の積み重ね」だって思います。
だから、どんな人も、生きることと出会うことをあきらめずにいて欲しいって思います。
言うは易く・・かもしれませんけど。