「深呼吸の必要」という映画が公開される(された？)という話は耳にしたことがあったのだけれど、それが、長田弘さんの詩を元に作られたのだということを、私は今日テレビで初めて知って、ビックリでした。
長田弘さんの詩に出会ったのは、私が19歳の頃で、古本屋さんでなんとなく手に取ったのが、彼の詩集でした。
もうタイトルも忘れてしまったけれど、その中のいくつかの言葉に惹かれ、その頃通っていた専門学校の発表会でも、彼の詩を使わせてもらった記憶があります。
もう記憶もだいぶ薄れてしまったのですが、所々思い出すと、
「必要なもの 靴 どこへも行きどこへも行かない 立ち止まる 立ち止まりつつ歩く 必要なものはわずかなもの 必要が愛だ 言葉 白い紙に黒い文字」
という言葉があったと思います。(たぶん、かなり抜けてますが)
他にもいくつか詩があって、その頃結構何度も読み返したように思います。
彼の言葉は、淡々としていて、独特のリズムがあって、とても好きでした。
その長田さんの言葉を元にした映画・・。
ちょっと興味をそそられます。(笑)
そのうち観に行ってみましょうか・・。
