ちょっと、意外だった。
ピアノのイメージがなかったから。
キィを叩いた瞬間から、音が散り放たれてゆくピアノは、
どれだけ力強い弾き方をしても、どこか儚い。
1つの音をクレッシェンドするのではなく、音を重ねることで厚みと音量を変化させるから、ジャンプなんかだと表現が難しい気がしてた。
(ショパンのマズルカなんかは、バレエでも使われてるけど、シルフィードのイメージだし。)
あの曲の浮遊感を表現出来たら、ものすごい作品になると思う。
…と言うか、あの年齢で表現出来たら凄い。
中学の時、バレエで「レ・シルフィード」を踊ったけど、やっぱり10代では出せない雰囲気があるんだよね。
背中とか腕とか。
(もちろん、10代にしか出せないものもあるんだけど。)
まだ、スタートしたばかり。
どうなってゆくのでしょう…?
ドキドキです。