願う夢、叶える場所。


蜷川さんが主催(?)する55歳以上限定の劇団、「さいたまゴールド・シアター」に、
定員の60倍の応募者が集まって、しかも全員、面接&実技試験をするそうで。
3月の後半は、ずっと試験らしく。
ワルキューレもあるのに・・。タフですね、蜷川さん。
でも、蜷川さんのシェイクスピアには、そのぐらいの年齢層の役者さんって、結構出るわけで。
55歳からの夢って、ちょっと羨ましい。
だって、努力したら、プロとして舞台に出られる可能性があるってことだもの。
もちろん、今回募集してるのは、55歳以上限定の劇団の団員、ですけどね。
(他のプロの役者さんたちと出られるわけではない)
でも、蜷川さんですから。
なんか、面白いモノを創り上げていってしまうことでしょう。うん。
でもって、夢は広がりますわね。
自分次第で。


そう言えばこの間、さいたま芸術劇場に行った時に、開演まで結構時間があったので、中の施設を色々と見て回ったんですよ。
で、あそこってものすごく、贅沢かつ奥の深い施設なんだなぁ、と知りまして。
あのね、すごく知的なホールなんですよ。
いわゆる日本の多目的ホールとは違って、ホントに知性と感性にうったえる作りをしてるの。
ゆっくり見て回るとね、なんかすごい癒されますよ。
ある種、美術館的な趣きと言うか。
演劇の資料が置いてある小さな図書館とか、今まで上演されたお芝居のポスターが貼られたギャラリーとか。
すごく、ゆったりしてる。
5月に『タイタス〜』を観に行く予定なので、その時にまた堪能したいと思ってます。
あ、行くなら昼間がオススメです。
お陽さまの光が、ホントに気持ちいいですもん。