深淵の可視度

ひだまりの幸せ



今日、何気なく覗いたら、師匠(バイオリン)のHPがリニューアルしてました。
( しかも2週間ぐらい前からだった!(;^_^A )
こっち(実家)に来る前からずっとレッスンをお休みしてるんですが、
会わないうちに、なんかますます、私には解らないところへ行ってしまっている気がしております。
いや、私がおバカなだけなんだろうけども。
楽家さんってきっと、どんどん深くなっていくものなんだろうなぁ・・。
そうしないと、自分の音楽を確立出来ないってことなんだろうか・・?
知人のピアノ弾きからも、もう長いこと、キャンプに行ったぞ!とか、そういう話を聞いてなくて、
たま〜にメールした時に、「遊んでる?」なんて訊くこともあるのだけど、
“忙しい”って言葉が多い気がする。
時間というものは、基本的には万人に平等なので(寿命云々は別として)、
何かを成し遂げようと思えば、何かは諦めざるをえない。
どれほど凝縮した時間を過ごそうとも、やっぱり限界はあるわけで、
何もかもを望めば、どこかに歪みが生じてしまうのだとも思う。
ただ、深く深く掘り進んでいくその世界の可視度は、たぶん自分で選べると思うので、
願わくは、暗い地中ではなく、澄んだ水であって欲しい、と。
まわりを見渡せる透明度と、自由に移動出来る柔軟さを、自らの世界として選んで欲しい、と。
遠く離れた場所から、願わずにはいられません。
・・ま、お気楽人間のタワゴトなのかもだけど。