登頂のルート

刹那の華



今日、【嵐さん】関係のブログさん達を見てたら、なかなかキビシイ意見を見つけまして、
(この場合は「意見」ですね。アラ探しとかではなくて)
ふむ、期待、かぁ・・、と、ひとしきり考えてしまったワケです。


前にも書いたんですけど、ファンって期待するものなんですよね。
自分の期待に応えてくれて、その期待を少しだけ(いい意味で)裏切ってくれるのがベスト、かな。
でもね、彼らはまだ20代前半なわけですよ。
もちろん危機感も持っているし、努力もしている。
そこらへんの20代とは全くもって意識レベルが違うんだけれども、
でも、私は彼らって、“天才”ではないと思っている。
どんなに枝葉を伸ばしても、今の時点で、自分が今いる環境を越えることは難しいかな、と。
“天才”って、環境が整わないと、天才たり得ないんですよね。
そういう意味で言うなら大野くんは舞台人としては天才だと思うけど、
【嵐さん】は環境が整ったら、逆に能力が発揮出来なくなるだろうな、と。


虚勢張ってていいと思うんですよ。
いつかその虚像に、自分が追いつけるだけの努力をしてるのであれば。
単に自分を大きく見せよう、とか、他人に認めてもらおう、とか、
そういう、その場限りの見せかけじゃなければ。


だって、20代前半なんて、一般社会で言ったらまだまだ新米で、右も左もわかんない年代なんだから。
自分の立位置を客観的に見て、それが世界的な視野の中で、どんな位置に配されているのかなんて、
解ってるほうがコワイ。
考えて、あがいて、落ち込んで、失望して、強がって、光を見つけて、憤ればいい。
それが許されるのが20代だと思うし。
自分の方向性を確信してる20代なんて、生き急いでる気がして、こわい。


・・と、ワタシは思うのですけどね。


まだまだ。これから。
先は長い。
そのことに甘えているわけではない人達だと思っているので、
比べるのではなく、見ていきたいな、と。